従業員のために社宅を借りた場合の仕訳と勘定科目。
取引内容
- 礼金 100,000円
- 保証金 100,000円(後日返却される)
- 家賃2カ月分 120,000円
- 社宅の個人負担額 60,000円
- 仲介手数料 60,000円
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社宅を借りた場合の仕訳と勘定科目
借方 | 貸方 | |||
前払費用 | 30,000円 | / | 普通預金 | 380,000円 |
地代家賃 | 30,000円 | / | ||
未収入金 | 60,000円 | / | ||
差入保証金 | 100,000円 | / | ||
支払手数料 | 160,000円 | / |
社宅を借りた場合は次の勘定科目で仕訳します。
- 礼金 → 支払手数料
- 保証金 → 差入保証金
- 家賃2カ月分 → 地代家賃、前払費用
- 社宅の個人負担額 → 未収入金
- 仲介手数料 → 支払手数料
社宅の個人負担額は会社によっては仮払金や前払費用などの勘定科目で仕訳しているところもあります。
社宅の個人負担額の妥当性については、税務署、又は、顧問税理士にご相談ください。
社宅個人負担額を給料から天引きする場合
- 給料 300,000円
- 社宅個人負担額 30,000円
- 社会保険料個人負担額 25,000円
- 源泉所得税 5,000円
上記のような給料から社宅の個人負担額を天引きする場合の仕訳は次の通りです。
借方 | 貸方 | |||
給料手当 | 300,000円 | / | 普通預金 | 240,000円 |
/ | 預り金 | 30,000円 | ||
/ | 未収入金 | 30,000円 |
このように毎月の給料から社宅の個人負担額を天引きします。